2020年10月の政府のカーボンニュートラル宣言以来、脱炭素経営は主要テーマになっています。
環境負荷低減は従来、CSRやコストとして位置づけられていましたが、今やビジネス成長の源泉であり、事業部門やマーケティング部門が主導していく重要な経営課題です。そうした時流のなか、これからの事業指標は営業利益や収益率だけではなく、「炭素当たりの利益(炭素生産性)」も企業経営における新たなKPIとなるでしょう。
炭素当たりの利益の向上においては、自社努力だけでは難しいScope3の領域、つまりサプライチェーン全体を含めたCO2排出量の削減や製品・サービス単位でのCO2削減がますます重要になってきます。
そこで、メンバーズではScope3削減やLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する調査や事例研究に特化した「脱炭素DX研究所」を設立しました。
本レポートでは、日本の産業界の原動力ともいえる日経225企業を対象に、Scope別の排出量開示状況や炭素生産性、炭素税導入による事業インパクトなどを調査し、脱炭素経営の在り方を提言しています。
■紹介動画
脱炭素DX研究所の紹介・本レポート実施の背景についてはこちらの動画をご覧ください。
https://youtu.be/-l2AOvGPkxg